QUEST LAB

十二支 × 協力 × リアルタイムバトル『Play The Fox』を作っています。

【Unity】大学生でも出来る全部無料のゲーム開発環境(おすすめアセットなど) by 大学生ゲーム制作者

おはようございます。

ゲーム作りも面白いけど、機械学習とか極めてみるのも面白そうだなあと思っている、大学生ゲーム制作者の村人Uです。

 

VRとかMRもいいですね。

 

さて、今日はゲームの開発環境(基本的にUnityのアセット)について書こうと思います。

開発環境といっても、ゲームを作る為に使っているツールの話で、開発者向けの内容になってしまいます。

 

実はゲーム開発を開始した段階で、一度こういう記事は書いたのですが、結構変化があったのでその辺についても触れながら、今の開発環境を改めて書き直そうと思います。

questgames.hatenablog.com

 

ちなみに、紹介するものは全部無料で利用出来ます。

 

Unity

ゲーム制作者お馴染みのゲームエンジン

これが無ければ始まらない。

 

これ一つでPCゲームから、スマホゲーム、VRまで作る事が出来てしまいます。

 

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↑ゲーム起動時にこういうの見た事ないですか?

 

使った事はないのですが、対抗馬にUnrealEngineというのがあって、イメージとしてはUnrealEngineは3Dゲームや映像制作に強く、プログラミングがそこまでできなくても扱えます

Unityは2Dでも3Dでも幅広く扱えて、頑張れば何でも出来るというイメージです。

 

また、ネットの情報量はUnityの方が多いような気がします。

 

Unityについては↓の記事が分かりやすいです。

qiita.com

 

Photon2

Unityのアセットの1つです。

Unityに入れて使います。

昔は以下の機能が別々に分けられていたのですが、今は1つのPhoton2にまとめられています。

 

Photon Unity Networking (PUN)

オンライン通信を行う為に使用します。

マルチプレイや通信対戦が可能になります。

 

今回はリアルタイム通信で位置同期やダメージの同期、マッチングなどに使っています。

ラグが大きいかなぁと心配していたのですが、頑張れば白猫プロジェクトくらいのゲームが作れると思います。

 

PhotonChat

PUNは常に様々な通信が必要な場合に使いますが、文字のやりとりや数回程度の通信であればPhotonChatが利用できます。

 

PUNでもチャット機能は実装できるのですが、PhotonChatはチャットに特化していてPhoton2より楽に実装出来ます。

 

また、荒野行動のようにフレンドにリアルタイムでチーム招待を送る機能などは、このPhotonChatで行う事が出来ます。

 

Photon2については↓の記事が分かりやすいです。

connect.unity.com

 

PlayFab

サーバーにデータを置きたい場合などに利用します。

俗にmBaaSと呼ばれるサービスです。

 

所持コイン、魔法石、フレンド、プレイ時間などのユーザーデータをサーバーで管理する事ができます。

Unityとの相性も良いです。

ただし、ネットにはほぼ英語の情報しかないです。

 

僕の知っている限り、このようなサービスは他にもNifty Cloud Mobile Backend (NCMB)やfirebaseなどがあります。

僕も初めはNCMBを使っていたのですが、PlayFabに移行しました。

理由は後ほど説明しますが、初心者の方にはNCMBをおすすめします。

 

PlayFabについては、↓の記事が導入を書いてくれています。

qiita.com

↓の記事では実際に使ってみた感想やまとめを書きました。

questgames.hatenablog.com

 

Social Connector

こちらもUnityのアセットです。

ツイッターやLineなどのSNSと連携したい時に使います。

 

ゲーム内からSNSのアプリを起動し、用意した定型文やスクリーンショットの投稿をしてもらう事が出来ます。

 

しかし、SNS連携はURL Schemeを利用する方法もあり、ツイッターかLineであればこのURL Schemeを利用する方が簡単です。

このSocialConnectorはその他のSNSにも幅広く対応出来るというのが魅力かなぁと思っています。

 

SocialConnectorについては↓の記事が分かりやすいです。

nn-hokuson.hatenablog.com

 

 

Nifty Cloud Mobile Backend (NCMB)

↑で説明したPlayFabのように、サーバーでデータを管理する時に使います。

 

サーバーにデータを保存、サーバーからデータを取得などの機能があります。

また、Unityとの相性も良いです。

 

PlayFabと違うのは、機能の数と無料枠です。

PlayFabはフレンド機能、グループ機能、ログイン機能、アイテム機能などが事前に備わっている、要はゲーム特化になっているのに対し、

NCMBは、エクセルのようなマスがあるだけの、シンプルで幅広い用途で利用できるのが特徴です。

 

また、↓の記事でも書きましたが、NCMBは無料枠が少し足りない可能性があります。

対してPlayFabはNCMBのような制限は無いので、ユーザーの数が増えたとしても問題ありません。

 

questgames.hatenablog.com

 

ただ、PlayFabは多機能な分複雑な上、日本語の情報が少ないので、扱うのが少し難しいと思います。

なので初心者の方であれば、シンプルで日本語の情報が多い、NCMBをおすすめします。

 

NCMBについては↓の記事が分かりやすいです。

tama-lab.net

 

さて。

今回は、Unityで使用しているアセットを中心に今の僕の開発環境について書きました。

まだ今後、課金機能、ガチャ機能などを作る予定なのでその時に使ったものについてはまた後日書きたいと思います。

 

こちらからは以上でーす。ではでは。